2010年8月アーカイブ

以前のローンは、グレーゾーン金利が当たり前のように設定されていました。この金利は、利息制限法には違反するけれども、貸金業法43条の「みなし弁済」と呼ばれる規定に基づくもので、原則支払い義務がない金利である反面、刑事罰の適用となる出資法という法律にも反していないという曖昧な金利です。

貸金業法43条は、ローンやキャッシング会社に有利な条文です。利息制限法と呼ばれる法律では、グレーゾーンの金利は認めていないため、債務者は支払いの義務がないとしていますが、これを、任意性などの要件を満たした場合に、例外的に有効とするものです。この規定が実質的に適用の可能性がなくなったために、過払い金が発生するということになります。

大阪で過払いの問題を解決するには、弁護士に相談して過払い金の返還請求を行うのが一番です。長期間貸し借りを繰り返している場合、利息制限法に基づいて計算すれば、かなりの確率で過払い金を取り戻せるのです。

弁護士への依頼料は着手金に加えて成功報酬も支払わなければならない場合もあり、経済的な利益を基準として2割~2割5分ほどが相場ですが、それでもマイナスになる、赤字になることは少ないと言われており、なかには100万円以上も過払い金が返還された人もいます。

大阪で過払い金返還請求を行う場合、弁護士依頼料を抑えようとして、自分で手続きを行う人がいますが、失敗することもあるのでオススメしません。失敗というのは、苦労の割には、プロに依頼した場合と比べて手元に残るお金がそれほど多くないという意味です。

私自身が自営業者ということもあり、知り合いも結構自営業を営むひとが多く、いろいろと相談をしたり、受けたりします。
中でも、一番多いのが、資金繰りの話です。
大阪の知人も、資金繰りには相当苦労しているそうで、基本的には、国民生活金融公庫で借入をして、事業資金をやりくりしていたそうですが、一時的に足りなかった資金を以前、高金利の消費者金融(いわゆるサラ金)から、借りたそうです。事業内容は違うにせよ、年間通して一定に収入がある業種はまれで、時期によっては、収入が少なくても、仕入れなどの支払いが多くなるときが、結構あります。
そのときに借りた借金の利息が利息制限法の上限以上の利率であったので、取り戻せないかとのことでした。もう、かれこれ5~6年になるそうで、その時の、利率は20%くらいとのことでしたので、それは、いわゆるグレーゾーン金利ではないかと。借入元金によっても違うようなのですが、知人の借りた金額は約50万円ぐらいだったので、やはり出資法の上限金利よりは低いけれど、利息制限法の上限よりは高いので、グレーな金利なのではないかとふたりで話し合いました。
それなら、取り戻せる確率が高いのではないかと過払いについて色々調べました。
引直計算の方法や請求の仕方など、素人には手に負えず、司法書士などの専門家に相談したほうが、得策だという結論になりました。最近では、市役所などの公的機関でも、多重債務の対策に力を入れてくれているようで、市役所に相談すると、弁護士や司法書士の法律相談会というものがあると教えてもらいました。知人も、来週にでも、相談に行ってみるということでした。よい結果になることを祈っています。

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