過払い金の計算方法

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利息制限法の上限金利を超えた、いわゆるグレーゾーン金利で長期間取引をしていると、払い過ぎたお金、過払い金が発生していることがあります。

過払い金がいくらぐらいあるかを計算するには、取引の履歴が必要です。取引の履歴を計算ソフトに打ち込んで、利息制限法の上限金利に引き直す計算をすると、過払い金が計算されます(計算ソフトがなくても、計算することは可能ですが、非常に面倒です)。

このとき、問題になるのが、取引が途中で中断しているような場合の計算方法です。
いったん完済して、また半年後に借入をしているというようなことは、よくあることですが、この場合の計算方法をどのようにするかによって、過払い金の金額が大きく変わってきます。

たとえば、平成5年から平成10年まで取引を継続して一旦完済し、また平成11年に取引を再開して平成22年まで取引を継続した場合を考えてみましょう。平成5年から平成10年までの取引を第1取引、平成11年から平成22年まで取引の取引を第2取引とします。

このとき、第1取引と第2取引を別の別の取引と考えれば、第1取引が終了したときに発生している過払い金は、平成22年の段階では、発生から10年以上経過しているため、時効になっており、請求できないということになります。
これに対して、第1取引と第2取引をひとつの契約に基づく一体の取引と考えれば、第1取引が終了したときに発生している過払い金は、第2取引の貸付金に順次充当されていくことになり、時効にはかからないということになります。

過払い金に関する裁判で、非常に長期化するのは、このような争点で争っているときです。

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利息制限法による過払い金の計算

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このページは、webmasterが2010年11月 8日 14:03に書いたブログ記事です。

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