2011年8月アーカイブ

現在会社更生の手続きを進めている武富士は、7月15日、更生計画案を東京地裁に提出しました。今後は、更生計画案が認可されるかどうかが注目されます。債権者には投票のための用紙が入った封筒が郵送されます。東京の期間は平成23年10月24日まで(必着)です。債権額の過半数の賛成があれば更生計画案は認可されますが、過半数に至らなければ、武富士は破産することになる可能性があります。武富士に対して過払い金債権を有する債権者は、計画に賛成するかどうか、悩むところでしょう。

武富士の会社更生手続きに関しては、申し立て代理人であった小畑弁護士が更生管財人に横滑りで就任するなど、手続きの不透明性も取り沙汰されており、同様に会社更生手続きをしたロプロのように計画が認可されるかはまだまだわかりません。

武富士は、今後、会社分割を行い、消費者金融事業はスポンサーである韓国の消費者金融業者A&P社のグループ会社である「アプロ株式会社」に承継させます。そして、武富士はTFK株式会社と商号変更し、今後は消費者金融業務は行わず、過払い債権者などの債権者への弁済業務のみを行うこととなります。

武富士に関しては、創業者の亡武井保雄元会長の次男や長男らに過払い金相当額の損害賠償を求める訴訟も提起されています。取締役だった次男らは、会社が顧客から利息制限法を超える利息を取っていることを知りながら、会社の体制や業務を改めず、役員としての義務を怠った、というような内容の訴訟です。このような内容が認められると、武富士以外の会社についても同様の内容の損害賠償請求が可能となりますが、なかなか認められにくいでしょう。
更生会社TFK株式会社(旧武富士)

というわけでありますが「大阪での過払いの悩み」というタイトルとは少し異なるわけですが、まず過払いで悩む前に、借金で悩むのが普通ですよね。悩みの1つ目といたしましては、借金で悩んでいたとして、それを法律の力でなんとか解決ができないかと思っても、弁護士事務所さんに依頼する費用が捻出できるかどうかわからないことがまず問題ですね。法律相談料というのが、1時間5000円以上かかるということはよくあることです。しかし、最近では、多重債務の相談に限り無料という事務所も増えてきているようで、相談はしやすくなりました。しかし、問題は、相談が無料でも、結局弁護士事務所さんに債務整理を依頼するには、報酬が掛るということです。弁護士さんが動いてくれるからには、多額の依頼費用と裁判経費がかかることは知っているのでありますが、その費用がいったいいくら要るのかその具体的な金額がわからないために相談しにくいところがあるので悩んでいるのでありますね。債務がなくなって、過払い金が帰ってくるようなことになれば万事解決ですが、ひょっとしたら手元に1円も残らないどころかさらに請求されるのではないかとおもいまして。まあこれは、事前に見積りをもらうしかないでしょうね。

その次の悩みといたしましては、その弁護士事務所さんに依頼しても相手に勝てるだけの確証がもてないことにあるのでありますね。もし負けてしまったらとおもうと胃がきりきりしそうで依頼することをためらってしまうのでありますね。これも、経験豊富な事務所をクチコミなどを参考に、選ぶとよいでしょう。

3つ目の悩みといたしましてはその契約書と領収書などの証拠書類が完璧に保存できてないということもあるかもしれませんね。しかしこれは、特に悩まなくてもよいようです。債務整理の依頼をうけた弁護士さんは、介入通知というのを送って、取引の履歴の開示の請求をしてくれます。これで、過去の取引の履歴は明らかになり、債務を再計算してくれます。証拠書類がないというのは、悩むことではありませんね。

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